蛇行する月
<図書館で借りて来た本>桜木紫乃 著 『蛇行する月』
一気に読み切りました。
主人公 順子は妻のいる
親ほども歳の離れた男性と駆け落ちする。
故郷を捨て、転々とした後
小さなラーメン屋を営みながら一人息子を抱え貧しい生活にもかかわらず
”幸せ?”と問われると 即座に
”幸せ”と答えられる順子。
そんな順子にかかわりのある
女性たちを通して
対比的に綴る連作短編集。
「幸せ」とは?「成長」とは? が問いかけられるよう。
人生の岐路に立った時 決断して道を選んで進んだ結果が現在だし
「幸せの ものさし」は人それぞれ。
「幸せ」は人と比べてあるものではないし、、、
自分にとっての「幸せ」とは?
あらためて 考えてしまいました。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- この中から?(2024.06.01)
- キョウヨウ(=今日の用事)(2023.12.04)
- 春星 終刊号(2023.09.25)
- たゆたえども沈まず(2023.06.19)
- あなたは、誰かの大切な人(2023.05.22)
もう、届いたんですねぇ~
私たちも、順子と係わった女性として考えさせられる部分がある一冊でしたね。
投稿: 設計おばさん | 2014年1月24日 (金) 06時49分
mamaさん どうも〜
鬱病のないアフリカの狩猟民族では
獲物が取れてそれを平等に分けて、
夜は日没と同時に眠れて
朝日と同時に目が覚める時に
「幸せ」を感じるそうです。
平等なので仲間意識も強く、
孤独感も無いそうです。
鬱病の多い先進国(農耕や産業革命で貧富の差が出来きて以来、
競争社会になり孤立しやすいのと
「足を知る」が事が出来にくいので)
では、脳が「幸せ」を感じる事が少ないそうです。
しかし戦争もない、食料もある、家族も健康、言論や宗教の自由もあり
ネットも毎日できる我々は「幸せ」を感じない方がおかしいですね〜
人を「幸せ」にすると、自分の脳の同じ部位が
「幸せ」を感じる様にできてるそうです。
脳はボランティア活動をする様な仕組みになってる様です。
投稿: ビ〜グルズ | 2014年1月24日 (金) 10時49分
★設計おばさんさんへ★
Kimikoさん そうですね。
私達もある意味「順子」に係わったといえるでしょうね。
『まっすぐって怖いんだよ。・・・・・中略
毎度毎度あんな目で見られ続けたらきつかったんじゃないの・・・』
”ひたむきさ”っていう エネルギー
持ち合わせてない者にとってはちょっと恐ろしいですね。
たじろいでしまいます。
面白い本 また紹介してくださいね!
★ビ~グルズさんへ★
複雑な社会ほど
「幸せ」も「悩み」も多様化するもんなんでしょうね。
人は欲張りになればなるほど
「幸せのものさし」の目盛が小さくなってしまうのかもしれません。
投稿: お気楽mama(yukiko) | 2014年1月24日 (金) 13時54分