爪と目
<図書館で借りて来た本> 藤野可織 著 『爪と目』
表題の芥川賞受賞作を含む三編の短編集。
書き出しから二人称なので誰の視点から書いてるのか分からなく、
ちょっと戸惑ったけど、、。
『はじめてあなたと関係を持った日、帰り際になって父は「きみとは結婚できない」と言った』という一言から、
何なに?どういうことだー。と引き込まれていった。
母を亡くした3歳の幼児「わたし」と父親と継母の生活が幼い娘の視点で淡々と綴られる。
読み進んでるうちに何かイヤなことが起こることを予感させて、
ぞわ~ぞわ~~とする。
結末も恐ろしい。
読んで初めて気付いたけど、、これは完璧に「ホラー」でした。
「ホラー」は好きではないけど、
今まで読んだ芥川賞受賞作の中で一番面白かった。
この作家の本は また読みたいと思いましたが、、、
今晩 夢に出て来そうで 怖いなぁ
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お気楽ママさん、こんばんは。
私は、ママさんの記事の題名を見て、
何かある!と思ってぞわぞわ~~としましたよ!
そして、爪と目の表表紙を目にしたとき・・・
背中を戦慄が走って、ぞぞぞぞぞぞ~~~としましたよ(怖)
怖いお話のようだけど、読んでみたい気もします。
何が怖いって、書いてる作者の姿を想像するのが、一番怖いです・・・!
投稿: 東風キッド | 2014年2月19日 (水) 22時03分
★キッドさんへ★
「表紙」も何となく怖いでしょ~。
”ぞわぞわ”しながら引き込まれて、肩に力が入りました。
背中が寒かったわぁ。
本に収められてる残り2編も
怖いもの見たさで、一気に読んだけど やっぱり ぞぞぞ~~。
でも 癖になったりして。
投稿: お気楽mama(yukiko) | 2014年2月20日 (木) 10時16分
怖いもの見たさというものが、誰にでもありますよね。
もちろん、女性だって、男性だって・・・・。
男性が、女性に恋に落ちるきっかけは、怖いもの見たさが半数を超えると
何かに載ってましたが・・・・・
女性は、違うのかな?
男性は、怖いもの見たさで、ぞわぞわしながら深みにはまっていき、
ついに御用となりますが・・・(笑)
わざわざ怖いもの観に行かなくても、いずれ早いうちに、その怖さを知るときが
来るのにね(笑)
投稿: 東風キッド | 2014年2月20日 (木) 10時47分
★キッドさんへ★
何々?深みに??
ぞわぞわ?
もうこの年齢では 刺激は体に毒ですよ。(笑)
くれぐれも御用になりませんよう お気を付けあそばせ
投稿: お気楽mama(yukiko) | 2014年2月20日 (木) 18時21分