異性
<図書館で借りた本>
穂村弘・角田光代 著
『異性』
「歌人 穂村弘氏」と「作家 角田光代氏」が自身の経験を例にあげながら、
恋愛に関する様々な考察や、男女間の理解の難しさを交換日記風にリレー形式で
綴ったエッセイ。
表紙もポップで可愛いけど、
ちょっと 人前では誤解(?)されそうで読めないかも。。。
若かりし頃に感じてた様々な男女間のモヤモヤが今更ながら晴れるようなとこもあり
(この歳になって 今更気付いたってど~なの?って気もするが、、、)
うんうん。あるある~~。そーだったのかぁ。え~それはちがうでしょ。
っと納得しながら 一気に読んだ。
二人の掛け合いには笑えた~。
中でも面白かったのは「男性の所有感覚」について。
女性側からすると、男性がスポーツ観戦しながら
「俺だったらこうするのに…」
「俺流 ベストメンバーは、、」みたいなことを言っているのは、
今まで全然理解できなかったけど、、、
男性は何かについて、考えたり名前を口にしたりするだけで、
すでに脳内で所有している感覚になる。
とか。
男性が女性の何かについて言及しても
(例えば「髪切ったね」とか「食べるのが遅いねぇ」などと言ったとしても)
そこに必ずしも恋愛感情などは付随しない。
髪が短かろうが、食べるのが遅かろうがその男性にはちーっとも関係がないし、
おそらく彼らは無意識に所有して、所有者として発言してるのに過ぎない。
とか。
好意を持ってるからとか恋情が無意識のうちに所有につながってしまった、
というわけではない、とか。。。。。
え~そうだったのー
これは錯覚しますよよ~
誤解するわ~女性はねぇ。
錯覚した結果 女性側は
相手が好意を持ってくれていると思って、初めて発動する恋心。
それが好意ではなく所有と気付かずに、こちらからアプローチに行って玉砕。
ってことになる~~~
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- この中から?(2024.06.01)
- キョウヨウ(=今日の用事)(2023.12.04)
- 春星 終刊号(2023.09.25)
- たゆたえども沈まず(2023.06.19)
- あなたは、誰かの大切な人(2023.05.22)
お気楽ママさん、今晩は。
え〜っ?
そうなのかな〜?
それは、少し格好付けすぎじゃないですか?男性は、関心の無い女性が、髪を切ろうが伸ばそうが、目に止まらないと思いますよ
そういう男性は、を盗む才能が、あるのでしょう
逆の立場で、男性が、同じ月を観てたのかな?嬉しいね
と話したとき、
そうよ!きっと同じ月を観ていたわ
と言われたら・・
たわいもない、戯れ事のつもりだったとしても、男性はになるのじゃないですか?
世の中には、を盗む天才がいるのだと思いますよ
楽しそうな本ですね、読んでみます
投稿: 歌姫 | 2014年9月12日 (金) 01時31分
★歌姫さんへ★
恋愛談義 面白かったですよ~。
(穂村さん良いわぁ。こんな人が知り合いだったら楽しいだろうに)
是非お読みあそばせ。
文中、ある女性が言ったことば
「初めて会ってから3分以内に
その人と恋人になれるか、友人がいいか、
それ以下か というクラス分けが決まります。
一度決まったクラスが、
その後のつきあいで変わることってまずないですね」
ですって~
クラスは
「好きな人」「まあまあ」「眼中にない人」に分かれるとか。
眼中外から好きな人へのまさかの格上げなんてことは、、、
そんな下剋上は
女性にはめったに無いんですって~~
もはや 主電源オフ系女子(?)の私には
そんな高飛車な~、そんな失礼なこと~、
言う権利はございませんが、、、、はい。
投稿: お気楽mama(yukiko) | 2014年9月12日 (金) 10時48分