安芸津のじゃがいも
知人からこんなに沢山のじゃがいも
いただきました~
30Kgのお米袋に一杯ありました。(これは実家へおすそ分けした後の写真です)
このじゃがいもは、、、広島県安芸津町赤崎地区のもの。
「安芸津の赤じゃが(マルアカと呼ばれてる)」です。
瀬戸内海に面した小高い丘の上にある赤土の畑で育てられるので
一般的な畑で育てられたじゃがいもに比べ鉄分量とでんぷん質が高いとか。
ホクホク、もっちり、ねっとりとして煮崩れしにくく
とっても美味しいおじゃがですよ~。
すっかりブランドじゃがいもの産地として
有名になった安芸津町赤崎地区だけど
もう一つ有名なことが、、、、
【ホボロ島】
赤崎湾に浮かぶ小さな島ですが、、、100年後には消滅するらしい。
と言うのも、島を構成している凝灰岩が
ナナツバコツブムシ(ダンゴムシに似た虫です)によって侵食されてるからなんですってー
学術用語では生物侵食作用(bioerosion)という
日本国内ではとっても珍しい現象だそうです。
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美味しそうなジャガイモですねえ・・・
やはり、バターを付けて・・・ね~・・・
今、話題のトランス脂肪酸が頭をよぎりますが・・・
安芸津の島が・・・生まれて初めて聞きました・・・
凝灰岩を餌に出来る生物がいるなんてね~
案外その虫の社会では・・「このままいけば100年後には食べつくしてしまって、
危機的な食糧難に見舞われてしまう!食事制限と備蓄と新しい食料を
開発して、食料の受給率を挙げなければ・・・ナナツバコツブムシは馬鹿では無いんだ!」
なんて声が上がっているかも
安芸津町界隈で、旧正月付近に行われる「とんど」は、全国でも瀬戸内沿岸だけですが、「神明さん」と呼ばれます。
小早川隆景の遺産なのですが、村上水軍(吉充)もこれを広め、因島の大浜にも神明さんが残っていますよ。京都付近では、左義長と呼びます。
投稿: 歌姫 | 2015年6月18日 (木) 12時04分
安芸津のじゃがいもは味が良いですよー
ホボロ島ね。危機的ですよー。
「ナナツバコツブムシ」の威力をくいとめることは出来ないんでしょうね。
神明さんはこの辺りも いまだに行われます。
京都付近では左義長ですかー
なんとなく格調高く感じますね。
投稿: お気楽mama(yukiko) | 2015年6月18日 (木) 17時57分
もちろん、三原の神明祭りがその起源なのですが、小早川家の重臣浦宗勝(乃美宗勝)が、小早川隆景が三原で起こした神明祭りに習って、忠海で祭ったのが安芸の神明祭りの始まりです。浦宗勝は、妹を村上吉充に嫁にやり、吉充と縁戚関係にありました。吉充は義兄に習い、因島でも神明祭りを行いました。それが、今も大浜に残る神明さんのけんかとんどです。浦家は、小早川家の没落と共に、山口県の上関に移ります。そこでも、宗勝の跡継ぎの景勝が、父に習い神明祭りを行います。400年経った今も神明祭りは残り、一時は衰退したものの、地元の努力で復興しています。浦家は小早川の水軍大将だったからでしょうか、上関でも水軍祭りも行われています。浦家は、その後柳内の阿月に入封されます。そして、柳内でも、新たに神明祭りを行いました。そのお祭りは盛大で、今も阿月神明祭りと呼ばれていて、国の重要無形民俗文化財に指定されています。この瀬戸内沿岸で行われている神明祭りは、小早川隆景が三原で行ったものが始まりで、浦家が広めていったという事になります。もともとは、宮中の行事で「左義長」と呼ばれていました。平安時代以後、民間でも左義長を行うようになり、全国に広がり「とんど」と呼ばれています。近畿では、左義長と呼ぶところが多いです。神明さんは、お伊勢さんのことで、旧正月前位に、お伊勢さんの札売りが訪れて札を配り、新年を迎え正月が終わると、飾り物やお札を燃やして歳神を恵方に返す儀式となりました。神社のお祭りでは無いので、神明さん(お伊勢さん)のお札をお祭りした神明飾り(左義長・とんど)を造って、御祭神にしたという訳です。全国に神明神社はありますが、神明祭りというと、この三原を中心としたとんど祭りのことを言います。そのほか「とんど」は民間信仰と習合していって、道祖神のお祭りにもなりました。西日本ではあまり縁の無い道祖神ですが、東日本には、多種多様な道祖神があって、お正月にはとんどでお祭りをするところが多いようです。故郷のお祭りは、いいものですよね。神明祭りを書こうとすると、本一冊位は書けそうなので、ご参考までに。
投稿: 歌姫 | 2015年6月19日 (金) 11時18分
こんにちは。
へ~ぇ そうなんだー。
さすが歌姫さん。
相変わらずの博識に驚きです~。
投稿: お気楽mama(yukiko) | 2015年6月19日 (金) 13時10分