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2015年7月24日 (金)

鰻でしょ~

『土用の丑の日』ってことで、、、、夕飯は鰻を。

ご近所の魚屋さんに予約してたので ふんわりした焼きたてを配達してくれました。
こちらの味付けは最高~~~

私は切って乗っけるだけだから楽チンチン。

美味しく頂きました。はい。

20150724

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コメント

いっぱい脂の乗った鰻のかば焼きを、
白いごはんと一緒に食べる、うな重、うな丼は
嫌いな日本人っているの?と言う位、とても美味しい
ものですね。
天才コピーライター平賀源内が、土用の丑の日に鰻を食べるのを始めた・・・
これは、いわゆる都市伝説で、マスコミやメディアでは、いかにも本当のように
語られているが、間違いです。
京都では、源内より100年くらい前には、土用の丑の日に鰻やハモ、鯰など
色の黒いもの(ごぼうとか)を食べていたそうです。
鰻は栄養があって、夏には鰻を食べるとよいと言うのも、平安時代・・いや
万葉集の時代以前からあるようです。
文献に一番古く見られるのが、大伴家持の、万葉集の歌二首です。

 石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに

    よしといふものぞ 鰻(むなぎ)とり食(め)せ
                                   大伴家持  巻16‐3853

 石麻呂(痩せっぽちで有名だったらしいです)さんに、私は申し上げますが
夏痩せにはとても良くて太れるらしいから、鰻を取って食べなさいな・・・。
もちろん、家持が石麻呂の痩せているのをからかった歌ですが、なぜからかっているのが分かるかと言うと、もう一首こんなのが・・


 痩(や)す痩すも  生けらばあらむを 将(はた)やはた

      鰻を漁ると 河に流れな
                                   大伴家持  巻16‐3854

 石麻呂さんよ 、痩せて痩せて細くなっていても、生きようと思えば生きていけるものを
将(はた)やはた(もう一つよくわからないのですが、「元気になろうとして」と言う意味あいらしいです)・・・もっと元気になろうなどと考えて、鰻を取りに行って、川に流されなさるなよ・・・(あははは)


 文献に登場するのが万葉集なので、もっと以前から、真夏に鰻を食べるのは、大和の民の習慣だったようです。
 だから、ママさんが、「やっぱり鰻よね~」と言うのも郁子なるかな!
夏の鰻は、大和の民の心のDNAに記録されているのでしょうね

 私は、鰻丼よりもごはんで挟むまむし(まぶし)が、かば焼きも好きだけど、白焼きをわさびで頂きながら、日本酒のぬる燗をちびりちびりと頂くのが・・・
いずれにしても、鰻はゴージャスです。

★歌姫さんへ★

こんにちは~
今日も暑いですね。

土用の丑の日に鰻を食べる習慣は
平賀源内が広めたとばっかり思ってました。

なるほど。
それより前から食べられてたんですね。

流石、歌姫さんはなんでも良くご存知ですわ。

白焼きをわさびで、ちびちびと。。。。
なんて”通”な大人な感じがしますね。

暑さ厳しき折、ご自愛ください。

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