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2015年9月 4日 (金)

火花

又吉直樹 著

『火花』

第153回芥川賞受賞作品

図書館へ6月頃リクエストしてたものの、順番は当分まわって来そうにない。
ってことを知ってか、、、、

娘が里帰りの時お土産に買って帰ってくれましたので。

 

20150904

笑いの追及を目指して生きる主人公の芸人(徳永)と、
師匠と仰ぐ先輩との交流を描いた物語。

人間の心情が淡々としたストーリーで浮かび上がり、
徳永のあまりにひたむきな姿が痛々しかった。

人を笑わせることがこんなにも難しいことだったとはねぇ・・・

芸人さんって チャラチャラしてるようだけど
先の見えない未来への不安も抱えながら
真面目に人を笑わすことだけ考えてるんだ。

残滓(ざんし)とか、瑣末(さまつ)とか、、、、
普段使わないような難しい言葉が出てくるところや

言い回しとかが 読書好きな又吉氏らしく 
言葉、沢山知ってるなぁ~

って 本の内容以外で感心したりしてたら、、、

あっと言う間に読了しちゃった。

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コメント

こんにちは。

この本は待ちますね~
持っていたら、きっと記念になる一冊になるのではないでしょうか。

読み終わって
繊細さに感心し・・・飲んでいないのに酔っ払いました

mamaさん ど〜も^

又吉さんはNHKの経済番組「オイコノミア」で良く拝見します。
NHK(特に教育)は若手(40歳前後ですが・・)漫才師が
よく登場する様になりましたね〜

彼は漫才師とは思えない思慮深い雰囲気を持っている様で
前へ出なければ売れない芸能界で生き抜くには
人一倍大変だったのではと思います。

彼が太宰治の大ファンと言うのもうなずけます。
丁度、先週からNHKの「100分で名著」では太宰の話になっています。
私も学生時代に太宰が好きでしたが
働くようになってからは
鈍感力が付いたのか太宰感覚が薄れました。

★設計おばさんさんへ★

凄い人気ですね。

待ってたら、、、
予約待たされた本、第一位の記録になったに違いないでしょうね。

花火で始まり最後も花火。
ストーリー構成がにくいね。
って感心したけど、、、

最後の”巨乳”ってどうなの?

”オチ”を持ってくるのは
漫才師の性なのかしらね?


★ビ~グルズさんへ★

頭の回転が速いからか、昨今 芸人さんはテレビで大活躍ですね。

才能のある人も多いようです。
又吉氏もそのおひとりなんですね。

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