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2015年11月23日 (月)

赤い指

図書館で借りた本>

東野圭吾 著

『赤い指』

刑事の加賀恭一郎を主人公としたミステリーシリーズ7作目。

テーマは「家族」

表面上は平凡な家庭、でも多くの問題を抱えている。

そんな家庭に ある日突然おこった事件から
子供に向き合えない親、嫁姑、介護問題が浮き彫りにされてくる。

身勝手で、取り繕うことしか考えない夫婦の醜さと残忍さは
本の中の物語に思えないほど現実的で 悲しく、怖かった。

読み始めたとたん引き込まれて一日で一気に読了。

しかし、、、加賀刑事が素敵すぎる~~

加賀の父、隆正の死のラストシーンでは 見事に泣かされました。

東野圭吾 やっぱり面白い!!

20151123

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コメント

こんにちは。

いつもレースのカーテンがしまっている。
玄関から廊下。
・・・などなど、家のつくりの描写が素晴らしくて

父を胆管癌で亡くして、母が認知症。のワタシと重なって
・・・ワタシも一気に読んじゃいました。

このシリーズで、一番好きかな

★設計ばさんさんへ★

こんにちは!

人物だけじゃなく、それらを取り囲むまわりの情景など
ディテールも素晴らしいから
この本に引き込まれるのかもしれませんね。

認知症の親を看てると
こんな風に考える場合もあるのか、究極の親不孝じゃないか、
と悲しくなりました。


このシリーズ、順番に読んだ方が良かったかしらん?
次は「悪意」を予約してるんですが、、、。

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