赤い指
<図書館で借りた本>
東野圭吾 著
『赤い指』
刑事の加賀恭一郎を主人公としたミステリーシリーズ7作目。
テーマは「家族」
表面上は平凡な家庭、でも多くの問題を抱えている。
そんな家庭に ある日突然おこった事件から
子供に向き合えない親、嫁姑、介護問題が浮き彫りにされてくる。
身勝手で、取り繕うことしか考えない夫婦の醜さと残忍さは
本の中の物語に思えないほど現実的で 悲しく、怖かった。
読み始めたとたん引き込まれて一日で一気に読了。
しかし、、、加賀刑事が素敵すぎる~~
加賀の父、隆正の死のラストシーンでは 見事に泣かされました。
東野圭吾 やっぱり面白い!!
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コメント
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こんにちは。
いつもレースのカーテンがしまっている。
玄関から廊下。
・・・などなど、家のつくりの描写が素晴らしくて
父を胆管癌で亡くして、母が認知症。のワタシと重なって
・・・ワタシも一気に読んじゃいました。
このシリーズで、一番好きかな
投稿: 設計おばさん | 2015年11月24日 (火) 06時38分
こんにちは!
人物だけじゃなく、それらを取り囲むまわりの情景など
ディテールも素晴らしいから
この本に引き込まれるのかもしれませんね。
認知症の親を看てると
こんな風に考える場合もあるのか、究極の親不孝じゃないか、
と悲しくなりました。
このシリーズ、順番に読んだ方が良かったかしらん?
次は「悪意」を予約してるんですが、、、。
投稿: お気楽mama(yukiko) | 2015年11月24日 (火) 16時25分