まく子
<図書館で借りた本>
西加奈子 著
『まく子』
テレビで拝見する著者は どうも私の苦手とするタイプの方のようなので
今まで一冊も読んだことが無かったんだけど、、、
ひょんなことから読むことに。
なかなか不思議な本でした。
「せいきょういく」を受けた小さな温泉街に住む小学5年生の少年の
大人になりたくないんだけど、大人になっていかなければならない不安と苛立ち、
大人への不信感が素直な感情で描かれたファンタジー。
少年の体の変化や、葛藤がここまで解るとは、、、女性が書いたとは思えない。
ビックリです~~!!
「まく子」って「撒く子」ってことだったのね~~
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私も、読んでみました。
子供の時って、今から思えば、それぞれの個性がちゃんとあって、
いろいろな考え方をしていたなあと思います。
私達の時は、もっとおおらかだったのか、勉強が出来ないからと言って
上から目線で見るようなことは、無かったように思います。
私は、大人になりたくない!・・・と、おもったことがあっただろうか?
そんな風にあらためて考えたら、私は、早く大人になりたいと思って
いたような気がします。
早く大人になって、あんなことや、こんなことを、ぜ~んぶやってみたいと
思っていました。
よく、将来何になりたいか?などと聞かれましたが、特になりたいものは無くて
ただただ、早く大人になりたいとおもってました。
大人になったら、学校も塾もピアノもお茶も何にも習いに行かなくていい!
こんなたのしいことがあるだろうかってね(笑)
朝目が覚めたら、大人になっている自分がいたら素敵だなあと思いました。
今は、朝目が覚めたら、小学校一年生の自分がいたら素敵だなあと思います(笑)
投稿: 歌姫 | 2016年7月21日 (木) 20時48分
★歌姫さんへ★
コメントありがとうございます!
歌姫さんも読まれましたか~。
そうですね、
私達が子供の頃は今より大らかだったような気がしますね。
私はこの本の主人公のように
「大人になりたくない!」なんて考えたことも無かったです。
「早く大人になってテストから解放されたい!」
って思ったことはありますが、、、
この主人公の男の子は感受性が豊かで観察力もあり
私の子供の頃とは雲泥の差です。
もうすっかり歳だけは立派な大人になりましたけど、、(笑)
子供の目に写った私はどうでしょう。
「あんな大人になりたくない」などと思われてないと良いのですが。
投稿: お気楽mama(yukiko) | 2016年7月22日 (金) 09時46分