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2016年7月18日 (月)

まく子

図書館で借りた本>

西加奈子 著

『まく子』

テレビで拝見する著者は どうも私の苦手とするタイプの方のようなので
今まで一冊も読んだことが無かったんだけど、、、
ひょんなことから読むことに。

なかなか不思議な本でした。

「せいきょういく」を受けた小さな温泉街に住む小学5年生の少年の
大人になりたくないんだけど、大人になっていかなければならない不安と苛立ち、
大人への不信感が素直な感情で描かれたファンタジー。

少年の体の変化や、葛藤がここまで解るとは、、、女性が書いたとは思えない。
ビックリです~~!!

「まく子」って「撒く子」ってことだったのね~~

20160718

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コメント

私も、読んでみました。
子供の時って、今から思えば、それぞれの個性がちゃんとあって、
いろいろな考え方をしていたなあと思います。
私達の時は、もっとおおらかだったのか、勉強が出来ないからと言って
上から目線で見るようなことは、無かったように思います。

私は、大人になりたくない!・・・と、おもったことがあっただろうか?
そんな風にあらためて考えたら、私は、早く大人になりたいと思って
いたような気がします。
早く大人になって、あんなことや、こんなことを、ぜ~んぶやってみたいと
思っていました。

よく、将来何になりたいか?などと聞かれましたが、特になりたいものは無くて
ただただ、早く大人になりたいとおもってました。
大人になったら、学校も塾もピアノもお茶も何にも習いに行かなくていい!
こんなたのしいことがあるだろうかってね(笑)

朝目が覚めたら、大人になっている自分がいたら素敵だなあと思いました。

今は、朝目が覚めたら、小学校一年生の自分がいたら素敵だなあと思います(笑)

★歌姫さんへ★

コメントありがとうございます!

歌姫さんも読まれましたか~。

そうですね、
私達が子供の頃は今より大らかだったような気がしますね。


私はこの本の主人公のように
「大人になりたくない!」なんて考えたことも無かったです。

「早く大人になってテストから解放されたい!」
って思ったことはありますが、、、

この主人公の男の子は感受性が豊かで観察力もあり
私の子供の頃とは雲泥の差です。


もうすっかり歳だけは立派な大人になりましたけど、、(笑)

子供の目に写った私はどうでしょう。
「あんな大人になりたくない」などと思われてないと良いのですが。

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