春星十二月号
早いもので11月も最終日。
一日中 時間が自由にあるのなら、、、
何とか最後の紅葉見物に出かけられるんだろうけど
今週も細切れに予定が入ってるので結局どこへも出かけられず
明日からは12月。
またこうコロナ感染者が増えてきたら『忘年会しよう!』などと
誘っては行けないような気になって来るしなぁ。
でも 気の合う仲間と「お喋り+美味しい食事」したいよ~~。
俳句結社【春星】の十二月号が届きました。
この虎の表紙とも最後、はてさて来年の表紙はどんなのか?楽しみです。
今回は四句掲載されててちょっと驚き。
夜の色を集めて蚯蚓鳴きにけり(よのいろをあつめてみみずなきにけり)
風繁き野や色褪せし曼珠沙華(かぜしげきのやいろあせしまんじゅしゃげ)
諧調の高原けぶる花芒(かいちょうのこうげんけぶるはなすすき)
病室や孤食のこしてそぞろ寒 (びょうしつやこしょくのこしてそぞろざむ)
秋の季語「蚯蚓鳴く」は実際に蚯蚓は鳴いたりしないけど
8月から9月ごろの夜のしんとした野道などで
土の中から蚯蚓の声が聞こえてくるように感じられるのが「俳諧の趣」なのだそうで
その季語を使ってみた。
他にも
「亀鳴く」とか「田螺鳴く」「蓑虫鳴く」など
鳴かないのに鳴くと表現する季語もあるそうなので
そちらを使ってまた詠んでみたいと思ってますが、、、。
今回私的には「諧調の高原、、、」の表現が上手に詠めたと満足してる次第。
沢山の花芒が揺らいで、穂の部分がけぶったようにモヤッと見える秋の高原の
全体がしっくり溶け合って調和がとれた美しさを表現するのに
「諧調」って言葉をお風呂の中で思いついた時は「やった!」っとチョッピリ興奮したもんです。
この句が入ってとても嬉しい~~♪
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