渦巻く塩アート
我が家から車で30分ほど隣にある竹原市は
江戸時代後期は製塩業で栄えたところで
当時の繁栄を物語る古い街並みは「まちなみ保存地区」として
古い建造物群が大切にに受け継がれる町。
その建物の中でも大正時代に塩田の一角に築かれた
ひときわ大きい旧森川家住宅で「塩のアート作品」の展示があると知り
友人に誘われ見学に~~。
尾道市出身の山本基氏の個展で
海や潮の流れをイメージした模様を
細長いクチバシの油さしのような容器からスルスルと細く「塩」を垂らして描くというもの。
大広間にアクリル板のような素材で”床”を設え、
その上に直に巨大な模様を描いていく「インスタレーション」という
場所や空間全体を作品として体験させる現代美術 の表現手法らしい。
当地に滞在して何日か床に座り、長い時間をかけて描かれたそうだけど
接着剤で塩を止めてる訳では無いので、展示期間が終わったら全て回収しリセットするとか。
泡のように広がる描線は
儚い夢のような、繊細で美しくも不思議な作品でした。
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