俳句結社の同人誌【春星(しゅんせい)四月号】が届きました。
今回、選されたのは三句でした。
ちさき声見えざる鬼へ豆を打つ(ちさきこえ みえざるおにへ まめをうつ)
春陽射受けてひらひら手話の人(はるひざし うけてひらひら しゅわのひと)
湿り気の残る干し物春薄暮(しめりけの のこるほしもの はるはくぼ)
手話の人の句は、
病院の待合室で見かけた耳の不自由な方二人のお喋りの様子を詠んだものです。
”ひらひら”と花が次から次へと舞うように
饒舌におしゃべりする掌が、
春の日差しを受けてとても楽し気な様子だったので句にしました。
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