たゆたえども沈まず
<図書館で借りた本>
原田 マハ著
『たゆたえども沈まず』
この前、短編集の『あなたは、誰かの大切な人』を読んで以来、一気にファンになって
早速 次を借りて読んだ。
表紙はゴッホの「星月夜」、
裏表紙は歌川広重の「大はしあたけの夕立」という装丁も素敵だ~♪
日本趣味(ジャポニズム)に対する強い憧れがあったゴッホが
模写したであろうと言われてる作品だそうだからピッタリって気がする。
画家ゴッホの生涯を描いた史実を元にしたフィクション。
ゴッホ兄弟の苦しみや葛藤があまりに切なく、胸が痛くなった。
当時は評価されずに 亡くなったと言うことは知ってたけど
こんなに苦しいものだったとは、、、。
短編集とは違い本格的な小説でおまけに長いので集中力が必要だったけど
読みごたえがあり読後、あらためてゴッホの絵を生で観たい!と思った。
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