春星 7月号
俳句誌【春星 7月号】が届いた。
病気療養中だった主宰の島春(とうしゅん)先生が、
享年92歳でご逝去されたとのこと。
唱和21年7月、父上の松本正氣(まつもとしょうき)先生が創刊された【春星】
父上亡き後引き継がれて以来毎月発行されて 既に通巻900号を超えてるとか。
孫弟子だか、ひ孫弟子くらいの私など、
末席を汚すだけでお目にかかったことも無いけれど
出句した拙い俳句に眼を通していただき、島春先生が選んで下さった句が
【春星】に載ることを励みにして頑張って来れたように思います。
長きにわたり【春星】の句友の先頭でご主導頂き
本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
毎月、島春先生が選ばれるところ、
先生の病状がお悪いので選ぶことが出来なかった故、
編輯部の方々が代わって選ばれたとのこと。
私にしては珍しいことに五句も選ばれてました。
(一句、ページを跨いで掲載されてたのでしばらく気付きませんでしたが、、。)
風光る轍くねくね三輪車 (かぜひかる わだちくねくね さんりんしゃ)
春の雨静かに沈む二度寝かな(はるのあめ しずかにしずむ にどねかな)
苧環や小さき雨のうとましく (おだまきや ちいさきあめの うとましく)
受話器越し雨音聞こゆ喪の四月 (じゅわきごし あまおときこゆ ものしがつ)
鯉のぼり泣く幼子へ向く目玉 (こいのぼり なくおさなごへ むくめだま)
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