奈良・京都の旅<一日目>
11/6(火)~11/7(水)一泊二日
「正倉院展」と「六波羅蜜寺」がメインの拝観のツアーに
友人とふたりで参加した
【一日目】
最寄り駅を朝7時前の新幹線で出発はチト早かったが
楽しい旅行だもの早起きも何のその
新大阪からバスに乗り換えて奈良まで行く
今回のツアーは、総勢40人。
見事に高齢者ばかりである
最初に訪れたのは
奈良時代 光明皇后によって創建されたお寺、国宝「法華寺」
御本尊は<十一面観音菩薩立像>
通常は非公開の観音様は
春と秋に期日を限って特別に開扉されるそうだからグッドタイミングだった。
写真を撮ることは出来ないのが残念だったが
目鼻立ちのはっきりした、慈愛に満ちたお顔と
蓮のつぼみや葉を後光のように配し
右足の親指の先を軽く跳ね上げているのが特徴的な珍しいお姿だった。
次に行った奈良公園は自由散策とのことだったので
7月の初めに東大寺を拝観してるということもあり
何年かぶりの「春日大社」へ行って来た
3,000基にも及ぶ灯籠に灯が点るのは二月の節分とお盆のみらしいが
さぞかし幻想的なのだろうな。
「正倉院展」へは予約時間が決まってるので時間厳守のこと!
との注意を受けての自由散策に
高齢者の方達は大丈夫かしら? 時間通り集まれる?
と添乗員さんでもあるまいに少し心配したが
それは杞憂だった。
私はイヤホーンガイドを借りて入場。
勿論ここでも撮影は禁止だ
調度品や服飾具、仏具、文書など正倉院宝物の数々が展示され
それぞれの品物の前でイヤホーンガイドの説明を聞きながら
じっくり観て回った。
奈良時代の高度な工芸技術には目を見張るばかり
ほとけ様へ捧げる品物を入れる為に造られた
凝った装飾の美しい箱や
舶来の高級な素材を用いて華麗な装飾を施した箱。
法会(ほうえ)と呼ばれる信仰活動の一環として行われる儀式や集会の際に
観衆を楽しませたと推測される仮面劇に用いた数種の”面”など
仏教を重視してたことが伺える品々が多かった。
なかでも
七宝釉薬を焼き付けた金と緑の対比が華やかな
「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)」 は
二色の緑色の光沢がとても美しく 見飽きないほどだった。
今は便利なネット社会なので
世界中の美術品でさえ拡大して細部まで見ることはできるけど
その大きさを実感するだけでも
やっぱり「一見に如かず」実際に見ることには及ばない
京都市内のホテルに宿泊
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